赤ちゃんの食事、最初の一歩

赤ちゃんにとって、初めての食べ物は、デリケートな扱いを受ける必要があります。それは、ひとえに「初めてづくし」だからに他なりません。初めての味、初めての食感、初めてのスプーン、など唇や舌は初めてのものと触れ、どれほどの刺激を受けることでしょう。それは大人でもそうです。成人式で初めてお酒を飲んだとき、びっくりしませんでしたか?

初めてのことから感じるものは、慣れてしまった感覚とは比べ物にならないくらい大きく増幅されて受け取るものです。ですから初めての食事には「優しいものを優しく」あげましょう。

日本では、まずお米をゆるくゆるく炊いて、とろとろ、おかゆより薄い重湯を上げるのが慣例です。形が見当たらない、透けるくらいの「お米スープ」にしましょう。それを人肌に冷まし、ぬるく感じるほどにしてから、スプーンでひとさじ。まずは、一日ひとさじです。上手にごっくんできるかな?と、赤ちゃんのお顔を見てあげましょう。

普段食べているお米を普段より10倍のお水加減で炊くとよいのですが、湯飲みにお米をスプーンで1杯、お水をスプーンで10杯入れて、普通に炊くお釜の真ん中に入れると簡単に同時に炊けます。大人用のご飯と、赤ちゃん用のおかゆが一度にできますので、買うよりもずっと楽ですよね。

販売されているものには、品質表示がされていますが、それをいちいち確認するのはちょっと面倒ですよね。自分で作れば、材料を完全に把握することができます。心配をする必要さえありません。メーカー品だから大丈夫、と言っても、稀にですがご表示や異物混入など、ニュースになることはあります。いくら品質表示を確認しても、そう言ったミスを、消費者が未然に防ぐことは、大変難しいです。

赤ちゃんの食事を作るのはそれほど難しいものではありません。基本的に、柔らかく煮てつぶすことで、ある程度何を材料にしても作ることができるんだ、と知っているだけで、かなり安心だと思います。今日はお味噌汁にジャガイモを入れるから、ちょっと別に分けて煮崩して赤ちゃんに食べてもらおうかな、とか。カレーを作るから、味をつける前のお鍋からニンジンだけちょっともらって、似なおしてつぶして、とか。大人のお料理から少しとりわけて利用すると、あまり考えずに離乳食を作ることができます。

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