赤ちゃんの離乳食

ごっくんが上手になった赤ちゃんは、次第に舌や歯茎でつぶせるようになります。徐々に段階的に、少しずつの練習の積み重ねが形になり、バナナや柔らかいご飯を食べられるようになるのですが、液体の食事の次には、ごく柔らかいものを用意しましょう。

柔らかさの基準は、スプーンなどで触るとつぶれるような、口に入れると自然に崩れるような、そんな状態から始まります。お米を8倍のお水で炊いたもの、パンをミルクで煮たもの、うどんをぐずぐずになるまでゆでたものなど、炭水化物から始めてはいかがでしょうか。毎日の変化も楽しみの一つです。今日はジャガイモ、明日はおやつ気分で、サツマイモ。何があるか、お家を見渡してみて下さい。

味をつける必要はありません。赤ちゃんの味覚は「初めて尽くし」です。素材の味をしっかり敏感に感じ取っていますので、大人がおいしくない、薄味でも大丈夫です。大人がおいしい、と感じる味は、赤ちゃんにとっては濃すぎるものです。これは液体の流動食や、幼児用のお食事にまで通じることですが、基本的に「薄味」にしましょう。

味覚によらず、人間の感覚は、年を経るごとに鈍ります。その結果、味付けは濃くなりますし、触れた感覚も少しずつ弱まって感じます。その点で赤ちゃんの感覚は、冴え冴えとしている、と考えてよいでしょう。刺激的過ぎる濃い味はNG、素材の味で十分です。

ちょっと挑戦、と言うときには、鰹節や煮干、昆布の天然のおだしで野菜を煮て、汁物料理のように仕立てるのも楽しいかも知れません。その時にもお塩やおしょうゆは入れなくてもOKです。素材と、おだしの味で、十分おいしいものになっています。そこに崩れそうなうどんを入れて、大人と一緒に食べると、もしかしたら赤ちゃんも、家族の一員だ!と喜んでくれるかも知れませんね!

基本としては、液体のものからすぐつぶせるものへの移行、堅さを少しずつ出していく経過の中で、赤ちゃんがもごもご、いつまでも口の中に入れっぱなしだったり、ベーッと吐き出したりする時は、堅さや食材に無理がある可能性があります。その場合は無理をせず、食べられるものへ立ち戻って下さい。

飲み込めるものを食べさせてあげることが大切で、のどに詰まったりする可能性がない訳ではありません。よくお顔を見て、おいしいかな?たべられますか?と様子を確かめながら進めて下さい。逆に、どんどん行けるぞ!と早めに段階を進めすぎるのも危険です。そういう食いしん坊さんは、あれこれ食材を試しながら進めましょう。

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