新生児の衣類の特徴と選び方

新生児の時期は基本的には室内で過ごし、1か月健診で医師のお墨付きをもらうまではできる限り外出しない生活になります。

赤ちゃんは小さな体でありながら、汗腺の数は大人と変わりません。そのため大変汗っかきです。
お肌はデリケートで、大人なら何も起こらないような小さな刺激でも痒み、かぶれなどの肌トラブルの原因になってしまいます。
さらに、まだ体温調節がうまくできないので、気温の変化に合わせて衣類で調節しなければいけません。

新生児の衣類は、「短肌着+長肌着」または「短肌着+コンビ肌着」という組み合わせが一般的です。
短肌着と言うのはおへそまでの長さの肌着です。着物のような前合わせのデザインで、内側と外側を紐で結んで前を閉じます。

新生児が体に直に着るものなので、数々の工夫がされています。
まずは、縫い目が赤ちゃんにとっては肌へ刺激になってしまうため、縫い目は全て表側に作られます。
また、襟元は肌にあたる部分は全てバイアスでパイピングされています。
そして、前の合わせ目がはだけないよう、重なる部分が広めに作られており、合わせ目を結ぶ紐はほつれることがないよう、紐先がしっかり返し縫いされています。
赤ちゃんが腕を動かしやすいよう、袖付けは平面裁縫されており(袖と身ごろを縫い付けるのではなく、袖と身ごろが一枚の布で裁断されている形)、肩周りが動かしやすい縫製にされています。

この短肌着に合わせる長肌着は赤ちゃんのつま先まで丈があるもので、作りは短肌着と同じです。

この形状で外出用としては、ドレスオールがあります。ドレスオールは長肌着が着物のような合わせではなく前留めのボタンになっているものです。
そしてコンビ肌着は前合わせ型は短肌着や長肌着と同じですが、足の形に合わせて裾が分かれていて、ボタンをとめるとズボンのような形状になり、足を動かしたり抱っこしても裾がめくれないという特徴があります。コンビ肌着の形状の外出服がカバーオールです。

これら新生児衣類が前合わせなのは赤ちゃんが寝たまま着替えをさせやすいからです。
また、この時期の赤ちゃんは日々成長しますので、体型が変わっても調節できるという利点もあります。

素材は汗っかきの赤ちゃんに合わせて、ガーゼや天竺、フライスといった綿製品が好ましいです。

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